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アルツハイマー病治療薬は効かない? | main | SSRIが覚せい剤による幻覚妄想状態の発現を抑制
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幻覚系ドラッグ、ケタミンが鬱病に効果
幻覚系ドラッグとしても知られる、解離性麻酔薬のケタミンが、将来、鬱病の薬としてプロザックやパキシルと取って代わるかもしれない。

米国立精神衛生研究所(NIMH)の研究者により、従来の薬が効かない18人の鬱病患者に、少量のケタミンと偽薬を投与する実験が行われた。
その結果、ケタミンを投与された患者の71%に、投与後一日の内に症状の改善が見られ、その内21%は完全に症状が消えた。
また、ケタミンを投与された患者の35%は、投与の一週間後でも効果が持続した。

現在、鬱病治療薬として広く用いられているプロザックやパキシルは、効果が現れるのに数週間の継続的な投与を要する。これと比較して、ケタミンの一日という効果発現時間は非常に短い。
プロザック等の効果発現時間が長いのは、これらの薬が、鬱症状を抑える生体化学反応のプロセスの初期の段階に作用するためと考えられている。これに対して、ケタミンの効果発現時間が短いのは、そのプロセスの最終段階付近に作用するためと研究者は考えている。

ケタミンはグルタミン酸受容体の一種であるNMDA受容体をブロックする。今までの研究により、NMDA受容体をブロックする薬が動物のうつ状態を改善することが分かっている。
この実験結果は、グルタミン酸の異常調節が鬱病の原因の1つであることを示唆している。

ケタミンは鬱病の特効薬となるか?
ちなみに日本では、2007年よりケタミンは麻薬扱いとなる。

references:
"Plumbing the Depths Of Depression"(washingtonpost.com)
"Experimental Medication Kicks Depression in Hours Instead of Weeks"(NIMH Press Release)


(Via Boing Boing)
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| ドラッグ | 03:14 | トラックバック:0コメント:1
コメント
そんなドラッグあるんですね
2006.10.07 Sat 11:22 | 山下
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