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MDMAによる一時的な記憶力の低下
オランダ、マーストリヒト大学のKuypersらは、20~39歳の18人の男女(全員MDMA服用の経験あり)に、
・MDMA 75mg
・メチルフェニデート(リタリン)20mg
・偽薬
のいずれかを与えた後(約一時間半後)、記憶力を試すテスト(画面に表示された単語をいくつ思い出せるかを試す)
を行った。
その結果、メチルフェニデートを与えられた被験者は、偽薬を与えられた被験者と同程度の成績であったが、
MDMAを与えられた被験者は、偽薬を与えられた被験者よりも有意に低い成績であった。
また、このテストを行った次の日に、同じテストを行ったところ、MDMAを与えられた被験者も、メチルフェニデートを
与えられた被験者と同じく、偽薬の被験者と同程度の成績であった。

この結果より、75mgの投与量においてMDMAは一時的な記憶力の低下をもたらすことがわかる。
また、メチルフェニデートの結果から、この記憶力の低下は、MDMAのドーパミン作動性ではなく、
セロトニン作動性に関係していると思われる。

References:
"Transient memory impairment after acute dose of 75mg 3.4-Methylene-dioxymethamphetamine"
Kim P. C. Kuypers, Jan G. Ramaekers, Journal of Psychopharmacology, Vol. 19, No. 6, 633-639 (2005)
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