アングラサイエンス系ニュース、記事、論文の紹介

Mad_Press

本ブログはアングラサイエンスをテーマに、日本のマスコミではなかなか報じられない薬物関連を主とした最新の研究成果やニュース、その他geekな記事等を紹介しています。これは飽くまで読者の知的好奇心の充足や、公共の利益となる知識の共有を意図してのことであり、 断じて薬物製造、乱用を含む如何なる犯罪もこれを奨励するものではありません
本ブログから得られた知識により読者が如何なる被害を被ろうとも、当方は一切の責任を負いません。
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美しき磁性流体
磁性流体映像

意思をもった生命体のようだ。


最近アングラじゃないけど気にしない気にしない。
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| 未分類 | 23:53 | トラックバック:0コメント:0
10万円で衛星を飛ばす方法
"Satellites on a Budget - High Altitude Balloons"(UNIVERSE TODAY)


Verhageは全米で200人ほどいる、"貧者の衛星"と呼ばれるものを打ち上げて回収する人々の一人だ。アマチュア無線高高度気球(ARHAB)を使えば、従来のロケット輸送によるコストのほんの一部のコストで、機能衛星を近宇宙に打ち上げることができる。

通常、一般的なロケットに乗せて何かを宇宙に打ち上げるためのコストは非常に高く、1ポンド(約0.5kg)あたり数千ドルに達する。さらに、積荷が積荷目録に記載されて、打ち上げられるまでには数年かかる。

この近宇宙船を製作して打ち上げ、回収するのにかかるコストは1000ドル(約10万円)以下だとVerhageは言う。
「私たちの宇宙船と燃料はゴム製の気象気球とヘリウムだ」と彼は語る。

その上、個人や小さなグループが近宇宙船の製作に取り掛かかってから、6ヶ月から12ヶ月で打ち上げの準備が整う。

Verhageは1996年以来、約50の気球を打ち上げた。彼の近宇宙船には小型気象ステーションやガイガーカウンター、カメラが搭載されている。

近宇宙は60,000から75,000フィート(~18から23km)の間から始まり、宇宙が始まる62.5マイル(100km)まで続いている。

「この高度では気圧は地上の1%で、気温は華氏マイナス60度(約セ氏マイナス50度)だ」と彼は語る。
「この気象条件は地球の地表よりも火星の地表に近い」

Verhageはまた、気圧が低いために太陽光を反射したり散乱するには空気が薄すぎると語る。このため、空は青というより黒い。そのため、この高度での景色はシャトルの宇宙飛行士が軌道上で見るものに非常に近い。

Verhageの気球の最高到達高度は114,600フィート(35km)、最低は8フィート0(2.4m)だという。


フライトは低下した気圧によって気球が破裂した時、終了となる。確実にうまく着地させるため、打ち上げの前にあらかじめパラシュートが開かれている。近宇宙船は毎分六千フィートを超える速度で、50,000フィートくらいまでは自由落下する。この高度になると、空気の密度はカプセルを減速させるのに十分な大きさになる。

Verhageが用いているGPS受信機は60秒毎にその位置を送ってくるため、宇宙船が着地したあと、通常Verhageと彼のチームは宇宙船の位置が分かっている。しかし、回収において重要なのは、宇宙船の所までたどり着けることである。Verhageは1つだけカプセルを失ったことがある。飛行中、バッテリーが切れ、GPSが機能しなくなったのだ。また、打ち上げ後815日後に回収された気球もある。これは爆撃訓練場の近くで州空軍に発見された。

打ち上げた場所からたった10マイルの地点で回収された気球もあれば、150マイル以上飛行したものもある。

高度25kmで気球から撮られた写真1,2

この気球を使って、気圧が地上の1%まで下がる近宇宙からロケットを発射すれば。。。

(Via digg)
| 未分類 | 20:19 | トラックバック:0コメント:0
資料映像(クラスター爆弾、バンカーバスター)
資料映像

バンカーバスター
http://video.google.com/videoplay?docid=-8004939475654186765
http://video.google.com/videoplay?docid=-8652529923080801232

クラスター爆弾、バンカーバスター、etc...
http://video.google.com/videoplay?docid=-5285326491350673543
| その他 | 03:12 | トラックバック:0コメント:0
食欲ホルモン、レプチンが示す抗鬱作用
Leptin fights depression(news@nature.com)
↓一部拙訳

食欲をコントロールするホルモンであるレプチンは、ラットにおいてストレス症状を食い止め、また、人間の鬱と戦う新たな方法につながるかもしれないと米の研究者は語る。

レプチンは我々の体重や食欲をコントロールするものとしてよく知られている。しかし、脂肪細胞から放出され、脳に脂肪の蓄積度を知らせるこのホルモンはまた、脳の感情に関与する部位においても作用すると考えられている。

この関係を調べるため、サンアントニオにあるテキサス健康科学センターのXin-Yun Luとその同僚は、ラットに、例えば他のラットから引き離すなどして、ストレスを与えた。ラットのレプチンレベルは、甘い飲み物に対する興味の減退や、人間の鬱において度々見られる無感動といった行動の変化を示したのと同時に急激に減少した。

研究チームは、その他の点においては健康なラットにレプチンを注射すると、広く用いられている抗鬱剤のテストにおいて、少なくとも一種類の既知の治療法と同程度の成績を示すことを確認した。
(略)
しかし、レプチンが鬱の治療の候補となるにはさらなる研究が必要だと彼らは釘をさす。ホルモンは食欲や生殖、免疫系などにも影響を及ぼすため、医療研究者は、望ましくない副作用を引き起こすことなく、レプチンの抗鬱作用だけを限定的に模倣する分子を見つける必要があるだろう。
(略)

| ドラッグ | 02:09 | トラックバック:0コメント:0
DURON爆発
オーバークロックのテスト中、ファンが停止してCPUが爆発。
マザーボードに穴が。。。

http://video.google.com/videoplay?docid=5393904704265757054

ファンを停止させるウイルスがあったらいやだなぁ。
| 未分類 | 21:14 | トラックバック:0コメント:0
ペットボトル爆弾映像集
更新サボって申し訳ない。

ペットボトル爆弾映像集

http://video.google.com/videoplay?docid=5942713677867009038&q=bottle+bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=5615021610813133509&q=bottle+bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=2979386904715961304&q=bottle+bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=8356520724659686370&q=bottle+bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=-5856977428274088406&q=bottle+bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=-7159449463492700786&q=bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=-7204072672618051328&q=bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=-810876224659662576&q=bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=-1488591563646933990&q=bomb
http://video.google.com/videoplay?docid=7598578066703715064&q=bomb


私も液チでよくやったが、何度やっても楽しい。

ちなみにペットボトルの耐圧は、非炭酸飲料用で2気圧程度、炭酸飲料用で10~15気圧程度だ。ただこの値は公称値で、実際にはもっと耐える。
非炭酸飲料用の耐圧を実際に計ったことがあるが、5気圧程度まで耐えた。
| 未分類 | 01:19 | トラックバック:0コメント:0
サウンドカードを用いた通信
ちょっと、思いついたこと。

最近のサウンドカードの入出力は20KHz以上の音に対応しているが、20kHz以上の音は超音波の域に入り、人間には聞こえない。この20kHz以上の音をデータ通信に用いれば、ネットに繋がっていないPC間でも、距離は限られるものの、人に気づかれることなくリモートでの通信ができてしまう。通信速度はかなり限られそうだが(数百bps程度?)。
| 未分類 | 06:49 | トラックバック:0コメント:0
耳垢を除去する新しい方法
"A novel method for the removal of ear cerumen"
David A. Keegan,Susan L. Bannister
CMAJ December 6, 2005; 173 (12).

カナダの医学専門誌CMAJ(Canada's leading medical journal)の記事。


45歳の男性がオンタリオ州のある島のコテージにいる間に、左耳の聴力の著しい低下を訴えた。

耳鏡があったため、外耳の検査を行った。彼の症状の原因は両耳にぎっしり詰まった耳垢であった。

島には正式な耳洗浄注射器も、他のどんな注射器もなかった。


彼は、4歳の孫に彼の圧縮高圧放水砲(スーパーソーカーMAX-D 5000)を見せてもらうように話そうと提案した。

D.KはスーパーソーカーMAX-D 5000の効用を評価した。彼はこれが通常の耳洗浄注射器と同等かそれ以上の優れた細い圧縮水流を出すことができることを認め、驚いた。


そして→写真

記事脚注↓



警告:未熟でとち狂った医師が彼らのプライベートアイランドで何やらやっていますが、CMAJは決してこの特殊なSuper Soaker Maxの応用を支持しません。ご家庭では真似しないでください。

謝辞:この緊急の臨床的かつ社会的な要請に対してSuper Soaker Max-D 5000を貸与して下さった4歳のチャーリー・バニスター氏に特に感謝します。

利益相反:著者らはSuper Soaker Max-D 5000や水鉄砲、その類のいかなる器具もストックしていません。


(Via GeekPress)
| クラック | 02:36 | トラックバック:0コメント:0
米、匿名の"迷惑"書き込みが違法に
"Perspective: Create an e-annoyance, go to jail"(NEWS.COM)

あなおそろしや。
以下、抜粋拙訳


先週水曜、ブッシュ大統領は身元を明かさずにインターネットで迷惑な書き込みをしたり、迷惑なメールを送るのを禁止する法案にサインした。


「"迷惑"(annoy)という言葉の使用は非常に問題だ」
とアメリカ公民権連合の立法顧問を務めるMarv Johnsonはいう。
「ある人にとって迷惑なことは、他の人にとっては迷惑でないかもしれない」


(Via Schneier on Security)
| 未分類 | 00:19 | トラックバック:0コメント:0
LSDの父、アルバート・ホフマン(下)
"Nearly 100, LSD's Father Ponders His 'Problem Child'"(NewYork Times)

LSDの父、アルバート・ホフマン(中)から続く)

その後、彼は何度もこのクスリを試した。一度、彼が疲れていて、ユンガー氏が最初に彼にアンフェタミンを与えたときには、彼が"恐怖のトリップ"と呼ぶ体験をした。しかし彼はもう長いこと幻覚剤はやっていない。

「私はLSDを知っている。これ以上やる必要はない」とホフマン氏は語った。
「私が死ぬ際にはやるかもしれない。(英国の小説家の)オルダス・ハクスリーみたいに。」
オルダス・ハクスリーは致命的な咽喉がんの最後の苦痛から逃れるために、妻にLSDを打つように頼んだ。

しかしホフマン氏はLSDを「心の薬」と呼んでおり、LSDが世界的に禁止され、アンダーグラウンドに押しやられていることに不満をもっている。
「この薬は10年間も精神分析において非常にうまく使われてきた」と彼は語る。
LSDは1960年代の若者運動によってのっとられ、彼らが対立した体制によって悪者にされてしまった、と彼は付け加えた。LSDは危険なものになりうる、ティモシー・リアリー(LSDによる60年代のサイケデリック・ムーヴメントを主導した元ハーバード大教授の心理学者)らによるLSDのばらまきは「犯罪だ」と彼は語った。

「この薬はモルヒネと同じくらいのレベルの規制物質とされるべきだ」と彼は語った。

ホフマン氏は38年前に建てた家で妻と一緒に暮らしている。彼は4人の子供をもうけ、息子の一人が53歳で死ぬまでアルコール中毒と苦闘するのを見た。彼には8人の孫と6人のひ孫がいる。彼が知る限り、妻を除いて彼の家族でLSDをやったことのあるものはいない。

ホフマン氏は立ち上がり-腰が少し曲がっており、今はかろうじて5フィートに届く程度だ-アームサポート型の杖をつきながら歩いていった。この薬が死に対する理解を深めたかどうか訊ねたとき、彼は少し驚いた素振りをみせ、そして、いいや、と答えた。
「私が元来たところ、私が生まれたところに帰るだけ。それだけさ」と彼は語った。

(完)
| ドラッグ | 23:36 | トラックバック:0コメント:0
LSDの父、アルバート・ホフマン(中)
"Nearly 100, LSD's Father Ponders His 'Problem Child'"(NewYork Times)

LSDの父、アルバート・ホフマン(上)から続く)

拙訳

ホフマン氏は化学を学び、スイスの製薬会社、サンド研究所に職を得た。これは、この会社が医学的に重要な植物の活性物質を同定し、合成する計画を始めたためだ。彼はすぐにライ麦に発生する有毒な麦角菌に取り掛かかった。助産婦はこれを何世紀にもわたって分娩を早めるのに使っていたが、化学者は薬理効果をもつ物質を分離することに一度も成功していなかった。しかしついに、アメリカの化学者がリゼルグ酸が活性物質であることをつきとめた。ホフマンは薬理学的に有用な物質を探し求めて、不安定な化学物質を用いて他の分子を結合させることを始めた。

彼の麦角に関する研究は、出産後の出血を防ぐのに今も使われている物質を含む、いくつかの重要な薬を生み出した。しかし、最も強い影響力をもつことになったのは25番目に彼が合成した化合物、リゼルグ酸ジエチルアミド(LSD)だった。1938年に彼が最初にこれを合成したとき、それは薬理的に目立った結果をもたらさなかった。しかし彼が麦角に関する研究を終えたとき、彼がLSDに期待していた人体の循環システムに対する刺激作用が、改善された試験により検出できることを期待して、LSD-25に立ち返ることにした。LSDを有名にした意識の変容状態を彼が体験したのは、1943年4月の金曜の午後にLSDを合成したときだった。
「すぐに私は、それが子供のときの体験と同じものであることに気づいた」
と彼は語った。
「私はその原因が分からなかったが、それが重要であることは分かった」

彼は次の月曜に研究所に戻ったとき、この体験の原因を突き止めようとした。彼は最初、そのとき使っていたクロロホルム様の溶媒の蒸気が原因と思っていた。しかしその蒸気を吸ってみてもなんの効果もなかった。彼はどうにかして微量のLSDを摂取してしまったに違いないと気づいた。ホフマン氏は楽しそうな生き生きした笑顔で
「やつが私のとこに来て言ったんだ。"あなたはワシを見つけなきゃいけない"そして言った。"ワシを薬理学者なんかに渡さないでくれ。やつは何も発見しないだろう"」

彼はLSDを試した。当時知られていた最も毒性の強い毒物でもほとんど効果がないか、まったくないくらいの少ない量を摂取した。しかしLSDは強烈な体験をもたらした。この体験の間、彼は助手に付き添われながら自転車に乗って家に帰った。それは4月19日―後にLSDの熱狂者によって"bicycle day"として記念された日-だった。

ホフマン氏はサンドス研究所でのテストに参加したが、恐ろしい体験をし、この薬は注意深く管理された状況下で使われなければならないと実感した。1951年、彼はドイツの小説家エルンスト・ユンガー-彼はメスカリンを経験した-に手紙をかき、LSDを一緒にやろうと提案した。彼らはそれぞれ0.05mgの純粋なLSDを、バラとモーツァルトの音楽と共に、日本のお香をたきながら摂取した。
「あれが最初の計画的なサイケデリックのテストだった」
とホフマン氏は語る。

(つづく)
| ドラッグ | 00:10 | トラックバック:0コメント:0
アルミ缶で作ったスターリングエンジン
"SFA Stirling Engine Project"

意外に速い。扇風機くらいにしか使えなさそうだが。

(Via hack a day)
| その他 | 21:36 | トラックバック:0コメント:0
LSDの父、アルバート・ホフマン(上)
"Nearly 100, LSD's Father Ponders His 'Problem Child'"(NewYork Times)

拙訳(おそらく誤訳ありまくり)

LSDの父、アルバート・ホフマンは、来客に彼の目前に迫る輝かしき日々の追憶を話そうと、草深い高山の頂上にある彼の現代的な家の角の小さな部屋を歩いてきた。しかし外には丘の頂上を覆う霧の毛布があるだけだった。彼は外の景色の写真を手にとって机に置き、おそらく来客に窓の向こうに真にあるものを分からせるため、そこに置いたままにした。

ホフマン氏は水曜で百歳になる。これを記念して、彼が発見し、また認識の暗黒の扉を開け、世界中で意識を変えた化学物質に関するシンポジウムがバーゼルの近くで開かれる。年を経るにつれ、ホフマン氏は一つのテーマ-人間の自然との同一性と、この事実に対する無関心の高まりの危険性-についてより執拗に主張するようになっている。

「自然との接触を失うことは非常に危険だ」
と、霜の降りた野原と雪をまとった木々の方を向いた緑色のアームチェアで右にもたれかかりながら彼は語った。彼の前のコーヒテーブルには、ガラスの水差しにバラの花束が生けられていた。
「大きな都市では自然を見たことがない人々がいる。すべてが人のつくり出したものだ」と彼は語る。
「大きな街ほど人々は自然をみず、理解しない。」そしてまた、彼が問題児とよぶLSDが人々と宇宙とのつながりを回復するのに役立つと語る。

一世紀を経て、ホフマン氏は肉体的には衰えたが、頭は明晰だ。彼は話が脱線して少年時代の思い出を楽しそうに話す傾向にあるが、彼のきらきらとした目は、スイス、バーデンの丘で90年以上前に経験した森の小道での神秘的な体験の思い出に向けられた。この体験は彼に、"奇跡的で、力強く、深遠な真実"と彼が呼ぶ、同じような体験への切望を残した。

「私は自然の美しさにまったく驚かされてしまった」
と、彼はわずかにふしくれだった指を鼻と、こめかみと頭のてっぺんから後ろに撫で付けられた長めの髪に添えながら語った。彼は、神秘主義者でない自然科学者は真の自然科学者ではないと語る。
「外界は単なるエネルギーと無味乾燥の物質だ」と彼は語る。
「残りは我々の感覚によって引き起こされる。我々はこの世界で光のほんのかけらを見るんだ。これが生き生きとした世界をつくるトリックだ。これは人間の外側には存在しない。」

彼はとりわけ、植物が太陽光線を私たちの構成材料に変えるメカニズムに心を奪われた。
「全ては植物界を経由して太陽から来るものだ」と彼は語る。

(つづく)
| ドラッグ | 17:49 | トラックバック:0コメント:0
活動家、CCTV監視カメラを電波ジャック
"Activist hijack pulic CCTV signal"(New Scientist)
"増加し続ける監視カメラに反旗を翻すハッカーたち"(hotwired)

以下、New Scientistの記事の拙訳

オーストリアのコンピューター活動家のグループが、拡大する公共の場での監視に抗議して、警察のCCTVカメラをのっとった。
Quintessenzと呼ばれるこのグループは、市販の衛星受信機を用いて、首都ウィーンのにぎやかな広場を監視するカメラから送信されるビデオ信号を傍受した。信号には、アナログのビデオ信号に手を加えた簡単なスクランブルがかかっていたが、市販の映像処理ソフトを用いてこれを解除することができた。

こうして、彼らはカメラに映ったものすべてを見ることができ、その性能と欠点が明らかとなった。「おもしろいことに、カメラはそれの真下を映すことができなかった」と、QuintessenzのスポークスマンであるChristian Mochは語る。「だから、カメラに映らずにその真下でドラッグの取引を行うことができるだろう」

Mochがいうには、Quintessenzは2005年に導入された、令状なしに警察が公共の場に監視装置を設置することを認める法案に抗議するため、カメラをのっとることを決めたという。「やつらは我々のすべての動きを監視している。これはまったく間違ったことだ」と彼はNew Scientistに語った。「まるで(ジョージ・オーウェルの)「1984」だ」

彼らはまた、カメラの視界を遮るさまざまな方法を試した。その結果、レーザーポインターと風船が効果的であることが分かった。彼らがこのいたずらを行ったために、警察は電波の代わりにケーブルを通して映像を送るカメラを使い始めた。

QuintessenzのメンバーのMartin SlunksyとAdrian Dabrowskiは、第22回カオスコミュニケーション年次会議-12月27~30日の間、ドイツのベルリンで開かれたセキュリティマニアのイベント-でカメラのハックを実演した。このイベントはドイツカオスコンピュータクラブ-有名な欧州人の活動家グループ-によってコーディネートされた。

英の運動グループはCCTVの監視に対して同様の関心を持っている。英には四百万の公共CCTVカメラが設置されている。これは西欧州のほかのどの国よりも多い。

「時にはカメラは非常に有用だ」と英の組織"Liberty"の運動コーディネーターのDoug Jewellは語る。「しかし、政府が思うように、我々はそれが特効薬だとは思わない」

CCTVカメラの導入よりも、通りの照明を変える方が犯罪の減少に大きな効果を持ちうると研究結果は示しているとJewellはいう。ロンドンに住む人は一日におそらく300回以上CCTVカメラにとらえられると彼は付け加える。「また、これらに付随するデータベースも懸案事項だ」と彼は警告する。

2005年12月、英政府はナンバープレートを読み取るソフトウェアを用いてすべての車両を追跡する計画を発表した。これらの車両の移動記録はデータベースに2年から5年の間保持されると見られる。

関連記事
英の新国民監視システム
| クラック | 02:10 | トラックバック:0コメント:1
無線ICタグからのプライバシーの漏洩を防ぐ方法
来るユビキタス社会を支える主要な技術の一つに無線ICタグ(RFID)がある。
無線ICタグはご存知のように、ICチップとアンテナを組み合わせて、リモートでの情報の読み書きを可能にしたタグで、すでにメーカーや店の商品管理等(商品追跡、在庫管理、万引き防止)に実用化されており、先の愛知万博では、わずか0.4mm角の無線ICタグ「ミューチップ」が入場チケットに用いられ話題となった。(タグではないがJRのSUICAやICOCAも同じ技術を用いている)将来的にはあらゆるモノに無線ICタグが取り付けられるようになると思われる。

無線ICタグの利便性は言うまでもないが、その一方でプライバシーの問題もはらんでいる。
例えば、自分が身に着けているものや、かばんの中のものを、それにつけられた無線ICタグの情報を読み取ることで他人に知らないうちに調べられたり、さらに無線ICタグに書き込まれた固有IDとそれが取り付けられたモノの購入者を結びつける情報があれば(この情報は、クレジットカードや電子マネーなど、個人が特定される手段でモノを購入した場合に店側に蓄積されるだろう)自分の氏名や住所などの属性も知られてしまう恐れがある。
国もこの問題を認識しており、総務省から「電子タグに関するプライバシー保護ガイドライン」というものが出されている。この中で、商品の購入後にこのようなプライバシーの漏洩を防ぐために、商品に取り付けられた電子タグの読み取りができないようにする方法の例として次の方法を挙げている。

【電子タグの読み取りができないようにする方法の例】
1 アルミ箔で覆って遮断できる場合はアルミ箔で覆うなど電子タグと読取
機との通信を遮断する。
2 電子タグ内の固有番号を含む全部若しくは消費者が選択する一部の情報
を電磁的に消去し、又は当該情報を読み取ることを不可能にする。
3 電子タグ自体を取り外す。

1と3はすぐにできる簡単な方法であるが、場合によってはこれらの方法が適さないこともあるだろう。(見た目を損ねる、モノが破損するなど)
残る2の方法は、このための装置が必要となる。そのうち、このための装置が一般に販売されるようになると思われるが、「当該情報を読み取ることを不可能にする」装置は比較的簡単に自作できる。読み取り不能にするには無線ICタグを破壊すればいいだけだからだ。
ではどうやって破壊するのか?高電圧をかければいいのである。
下のリンク先の記事では、使い捨てカメラのフラッシュの回路を利用して無線ICタグを破壊する方法を提案している。
https://events.ccc.de/congress/2005/wiki/RFID-Zapper(EN)
おそらく、この方法よりは威力はないと思うが、圧電素子を用いたライター(カチカチ式)の放電でも、何回か無線ICタグに放電させれば破壊できると思われる。
| クラック | 20:35 | トラックバック:0コメント:0
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